校長あいさつ

御 挨 拶      

 本校は、昭和54年に、当時の妻沼町をはじめとする地域の皆様の熱い期待を担い、国宝に指定された「歓喜院聖天堂」で知られるこの地に開校されました。

 また、妻沼町は日本の女医第1号として知られる荻野吟子の生誕したところであり、坂東太郎・利根川の自然にも恵まれ、景観の優れた最高の立地条件を備えています。

 今年で42年目を迎える妻沼高校は、開校以来、「勤勉・努力」を校訓として、様々な課題を克服しながら、地域に根ざした学校づくりに取り組んでまいりました。特に、平成20年度に導入した埼玉県初となる基礎力強化のための学校設定教科「カルティベートタイム」は、今や妻沼高校の代名詞ともなり、つまずき解消と基礎学力の定着に大きな成果をあげています。

 妻沼高校の目指す学校像は、「母校を誇れる生徒を育てる学校」です。

 カルティベートタイムを更に深化させ、生徒1人1人を大切にしたきめ細かな指導に取り組み、母校を誇れる生徒を全力で育成してまいります。そして、地域になくてはならない学校、地域の皆様方から愛される学校づくりに努めてまいります。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

第16代校長 赤沼 勝美     

令和2年度 入学式

 式   辞

 新しい命が芽吹く、春爛漫のこの佳き日に、令和二年度埼玉県立妻沼高等学校入学式が挙行できますことは、この上ない喜びでございます。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、保護者の皆様をはじめ、御来賓の皆様をお招きしない形での入学式となりました。

 改めまして、ただ今、入学を許可いたしました115名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。教職員一同、また、在校生一同、皆さんの入学を心から祝福し、歓迎いたします。また、御臨席は叶いませんでしたが、保護者の皆様には、お子様の御入学、この場をお借りしまして、心よりお祝い申し上げます。

本校は、昭和五十四年四月、当時の妻沼町に開校いたしました。今年、創立四十二年目を迎えた、歴史と伝統を誇る高校として、社会の多方面で活躍する七千名を超える多くの人材を送り出してきました。平成二十年度に埼玉県初の学校設定教科「カルティベートタイム」を導入し、現在は、妻沼高校の代名詞ともなり、つまずき解消と基礎学力の定着に大きな成果を挙げています。

 新入生の皆さんは、妻沼高校の第四十二期生にあたります。『勤勉・努力』を校訓とする妻沼高校での三年間を通して、心身共にたくましく、そして、社会の変化に柔軟に対応できる、確かな学力・体力、豊かな感性を身に付けてほしいと願っております。

 ここで、本校入学にあたり、皆さんに二つのことを申し上げます。

 まず一つ目は、本校の校舎や体育館などにもありますが、「礼儀」「身だしなみ」「時間厳守」の「三つの当たり前」を大切にしてほしいということです。「礼儀正しくする」「身だしなみを整える」「時間を守る」などとても当たり前のことです。その当たり前が、身に付いているでしょうか。日頃の行いを振り返っていただきたい。これからの高校生活を送る上でも、そして、さらに人生を歩んでいく上でも最も基本であり、人間としての基盤となることの一つだと思います。その上で、皆さんにも、是非この妻沼高校を舞台にして、目標を高く掲げ、挑戦することにより、新たな自己を発見し、一層の飛躍を図って欲しいと願っております。

 二つ目は、「真の友人を作ってほしい」ということです。

皆さんは、縁あって三年間、この妻沼高校で学ぶこととなりました。授業や学校行事、部活動を行い、進路について考える過程において、壁にぶつかり、くじけそうになることも時にはあることでしょう。その時、最後まで諦めずに、自分の持てる力以上のものを発揮することができるのは、互いに高め合う「真の友人」がいるからです。これまでの皆さんの人生の中では、出会ったことのない意欲や力量を持った友人がたくさんいます。互いに刺激を受け合い、一人では乗り越えられない壁を友人と共に乗り越えていって欲しいのです。そして、皆さんを助ける保護者の皆様や先生方も居ます。信頼して前向きに取り組んでください。

それが、学業は勿論のこと、学校行事を始め、部活動や生徒会活動など様々な活動への積極的な参加に繋がることを期待します。そして、自らの心身を鍛えるとともに、かけがえのない友情を育てて欲しいと願っております。ぜひとも、高い目標に向かって、一緒に頑張れる「真の友人」を作り、有意義な高校生活を送ってください。

 結びに、三年後の卒業式の際、ここにいる全ての新入生と、保護者の皆様が「本当に妻沼高校に入学して良かった。」と思い、そして、「母校となる妻沼高校を誇りに思う生徒となる」ことを心から願い、式辞といたします。

        令和二年四月八日     埼玉県立妻沼高等学校長 赤沼 勝美